カード払いの海外手数料が無料&安いカード一覧比較。海外買物/海外通販/海外への支払いにオススメ

海外通販で手数料が格安なおすすめカード

質問をいただきました。

海外取引手数料が1.6%のカードを持っています。ドイツの通販会社で、100ユーロの買い物をする場合、「1ユーロ=120円」とすると、100ユーロ×120円×1.6%=192円の手数料がかかるのは理解できます。

では、海外通販でカード払いする場合、このサイトでおすすめしている「セディナカードのATM引き出し」よりも、少ない手数料で買い物できるカードはございますか?海外通販を利用する国は、アメリカ、中国、台湾、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアです。

ご質問、ありがとうございます!なるほど、つまり、「海外ATM引き出しよりも、お得に海外ショッピングできるカードはないか?」という質問ですね。

まず比較の前提となる、セディナカードのATM引き出しの手数料を復習しましょう。

セディナカードのATM引き出しの手数料

セディナカードの海外ATM引き出し(=海外キャッシング)の手数料(=利息)は、3日後に繰り上げ返済したとすると、↓こうなります。

一日の利息が、0.049% =年18%÷365日
三日間の利息は、0.15% =0.049%×3日

ここにプラス、マスターカードのレートの上乗せが、最近4ヶ月間(2016年12月〜2017年3月)の米ドル・ユーロ・英ポンドで見ると、3通貨とも約0.2%でした。なので、合計0.35%の上乗せとなります。

さあ、↑このセディナカード(マスター)の合計手数料「0.35%」より安い方法は、あるのか、ないのか?という問題ですね。

「現金離れ」がどんどん進んでいる現在では、現地でのATM引き出しも少し面倒なときもあります。

じゃあ、カード払い(=ショッピング利用)のときにお得なおすすめカードはどれなのか?この疑問を、このページでは解明していきたいと思います。

クレカの海外ショッピングには海外事務処理手数料(1.6%〜2%)がかかる

まず、クレジットカードや銀行のデビットカードのショッピング利用、つまりカード払いのときは、支払い先が海外だと、

「海外事務処理手数料」
「外貨取扱手数料」
「海外ショッピング事務手数料」
「海外取引関係処理経費」

などと呼ばれる手数料がかかります。呼び方はいろいろですが、手数料率は1.6%〜3%くらいです。カードごとの手数料は、↓こちら。

海外ショッピングに上乗せされる手数料一覧

(2018年9月現在)

海外ショッピングに上乗せされる手数料一覧

例えば、1.6%の海外事務処理手数料のカードなら、2万円の買物をすると320円の手数料が取られる、という意味です。

ちなみに、↑この手数料は、クレジットカードでの海外ATM引き出し(=海外キャッシング)のときはかかりません。クレジットカードではショッピング利用のときだけかかります。だから、海外ショッピングは、海外キャッシングよりも少し損になってしまうのです。

銀行のデビットカードの場合は、残念ながら、海外ATM引き出しでも、海外ショッピングでも両方かかります(ただし、次で紹介する、↓この銀行のデビットカードは例外)。

海外カード払い(海外ショッピング)で一番お得なカード

でも、よく探してみると、海外カード払い(海外ショッピング)でも、飛び抜けておトクなカードって、あるんです。(「海外キャッシングでお得なセディナカード」と同じような存在ですね)

それが、ソニーバンクウォレット(=ソニー銀行のデビットカード)です。

ソニーバンクウォレットは1週間で到着した

なぜ、お得なのか。それはソニーバンクウォレット(=ソニー銀行のデビットカード)は、「海外事務処理手数料」を取らないから、です!(指定10通貨なら、の話)

ソニー銀行は、外貨両替&外貨口座に力を入れていて、「うちで外貨両替さえしてくれれば、カード払いのとき手数料は取らないよ」というスタンスなのです。私たち海外旅行者にとって、すばらしい考え方ですね!

ただし、そのソニー銀行の「手数料無料」のおトクさには、条件があります。

●指定10通貨
 (米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ)

↑この指定10通貨のときだけ、「海外事務処理手数料」が無料になります。指定10通貨以外の通貨の場合は、1.76%の手数料がかかるので、普通のカードに成り下がります。

ご質問の中の国では、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアが、指定10通貨で対応できますね。

ソニーバンクウォレット(=ソニー銀行のデビットカード)の使い方のコツ

ソニーバンクウォレットの使い方のコツとしては、「使いたい通貨の外貨口座を作っておくこと」。これだけです。その外貨口座に外貨預金をすることは必須ではありません。円高であれば、外貨預金しておいてもいい、くらいの感じです。

目的の通貨の外貨口座さえ開いておけば、あとは、残高ゼロの場合は、日本円預金から自動的に外貨両替される仕組みです。しかも、その自動外貨両替のレートは、ソニー銀行独自のレートなので、お得です。

ソニー銀行は米ドル・ユーロなど外貨両替もおトク

ソニーバンクウォレットを使う場合、唯一のコストが、円から指定10通貨へ外貨両替するときの両替手数料です。しかし、ソニー銀行ではその両替手数料も非常に少なく、おトクです。

例えば、質問の中にあった、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアの海外通販を利用すると想定して、米ドル・ユーロ・英ポンドの、今日の両替手数料(為替手数料)を見てみましょう。↓こんな感じです。

ソニー銀行の両替手数料(2017年2月24日)
ソニー銀行2017年2月24日の為替レート&手数料
米ドル:112.84円につき上乗せ0.15円=0.133%
ユーロ:119.33円につき上乗せ0.15円=0.126%
英ポンド:141.56円につき上乗せ0.45円=0.318%

比較対象:セディナカード(マスター)の合計手数料 0.35%

以上のことから、米ドル・ユーロ・英ポンドの場合は、ソニーバンクウォレットで、そのままカード払いしたほうが得ということがわかりました。

円高のレートの良いときに外貨両替できていれば、さらにお得になりますね。

カナダドル、豪ドルなど、その他の通貨の場合

気になったので、米ドル・ユーロ・英ポンド以外の場合も、調べてみました。ソニー銀行の外貨両替レートは、過去のものが見れないので2017年8月8日のものを利用。VISAとマスターは変動が激しいので、3日分のデータを取ってみて比較。結果は、↓こんな感じになりました。

(おトクなのが青、損なのが赤)
ソニー銀行外貨両替レートとVISA・マスターレートとの比較

まとめると、↓こうなります。

●ソニーバンクウォレットでの支払いがお得な通貨
米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン

●ソニーバンクウォレットよりセディナカード(マスター)のATM引き出しのほうが良い通貨
豪ドル、NZドル、カナダドル、香港ドル、スウェーデンクローナ

●ソニーバンクウォレットは使わないほうが良い通貨
南アランド

と言っても、あくまでこれは、セディナカードの「海外ATM引き出し(=海外キャッシング)」と比較した場合の結果です。海外のカード払いでは、ソニーバンクウォレットが一番お得なカードであることには間違いないので、誤解しないでくださいね。

ソニーバンクウォレットは指定10通貨以外の場合は、使わないほうがいい

あと、参考までに、中国(人民元)と台湾(台湾ドル)の場合も考えてみましょう。

ソニーバンクウォレットで、指定10通貨以外の場合は、1.76%の手数料がかかり、得ではありません。

他の一般的なクレジットカードでも1.6%や1.63%なので、そちらを使ったほうが得ですね。現地へ行くことができるなら、セディナカードで現地ATMで引き出しをするのが一番おトクになります。

以上、

ご質問に対する回答でした。

まとめ

ポイントをまとめておきます。

●海外でカード払いするなら、ソニー銀行のデビットカード「ソニーバンクウォレット」が一番おトク。
●ただし、指定10通貨限定(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ)。
●特に、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイス・フランでは、セディナカードの海外キャッシングより、おトク。
●豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、スウェーデンクローナでは、セディナカードの海外キャッシングには負けるが、カード払いでは一番おトク。
●南アフリカのランドでは、あまり得ではない。
●台湾ドルや中国元など、指定10通貨以外だと追加手数料がかかるので、「ソニーバンクウォレット」を使わず、他のクレジットカードで支払ったほうが手数料は少ない。

ソニーバンクウォレットに興味を持たれたら、↓こちらに細かく説明してあるので、ぜひお読みください!

【参考記事】

ソニー銀行のデビットカードが海外で最強である3つの理由

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8 Responses to “カード払いの海外手数料が無料&安いカード一覧比較。海外買物/海外通販/海外への支払いにオススメ”

  1. ももちん より:

    韓国に行く機会に備えて、こちらのページを見つけて拝見しました。
    海外ではキャッシングではなくとして、海外カード払いが多いのですが、手数料がかかる一方で1パーセントほどカードのポイントがつくのて、結果安くなるのではないかなと思うのですが、この点いかがでしょうか?

  2. バニラママ より:

    こんにちは、私はいつもアコムマスターカードで海外のATMでキャッシングして、即日ネットバンクで返済しております。利息は0円ですし、振り込み手数料も無料です。 アコムマスターカードの場合の上乗せ手数料はありますか? あまりレートと変わらないような気がします。 検証おねがいします。

  3. バニラママ より:

    ちなみに、10月22日16:04 クアラルンプールの空港でAMBANKのATMでマレーシアに行って1000リンギット引き出しました。

    ATM手数料もいくらか記載が良くわからないのですが、即日楽天バンクから27,039円振り込み完済しました。

    この日のレートを
    https://jp.advfn.com/exchanges/FX/MYRJPY/historical
    でみますと、27.036RMです。 

    どうでしょうか?

  4. のむてつ より:

    バニラママさん、コメントありがとうございます!

    アコムマスターカードは、少し前から「ネットで繰上返済できる」と聞いていて、実は、私も気になっていたんです!情報ありがとうございます。

    いただいたデータから見ると、上乗せ率0.01%で、ほぼ上乗せもなく、非常にお得ですね。この金額を見ると、現地ATMオーナー手数料も取られていませんね。

    ●この日のレート 1リンギット=27.036円
    ●アコムマスターのレート 1リンギット=27.039円
    ●上乗せ率は、0.01%
     (27.039-27.036)÷27.036≒0.01%

    結論としては、なかなか良いカードだと思います。
    私も、このカード、ちゃんと作ってみて、今後、検証していきたいと思います〜!!

  5. バニラママ より:

    のむてつさん、アコムマスタカードよさそうですね。

    ちなみにフィリピンでも使ってたのででレポートさせてください。

    2018年7月27日 ヤフーファイナンスでのレート2.07でした。

    BPIのATMで1回の引き出し限度額が20,000ペソだったので
    20,000ペソ引き出しを2回しました。
    1回手数料は250ペソでした。
    2枚のレシートの合計40,500ペソです。

    楽天銀行にて即日返済を日本円で83,404円しました。
     
    40,000X2.07レート= 83,317円 ほぼおんなじ 手数料入ってるのに87円しか変わらないです。

    本来なら手数料合計2回分で500ペソは1000円くらいしますよね?
    手数料取られてないのでしょうか?マレーシアではレシートに手数料の記載すらなかったので・・・
    ヤフーファイナンスのレートがおかしいのか、アコムマスターカードのレートがよいのかわかりませんが、とりあえず良かったです。

    上海でも使ったのですが、レシートの見方がわからないので、検証できませんでした。泣

  6. バニラママ より:

    上海のレシート見方わかりました。
    レシートの記載は3000元のみです。
    10月22日ヤフーファイナンスで、16.27元

    楽天銀行から振込金額48,659円
    3000×16.27=48,810円

    またまたレート以下の金額でした!^_^

    どうか、他の国でも検証お願いします。

  7. のむてつ より:

    バニラママさん、アコムマスターカードの追加情報ありがとうございます!

    まずフィリピンでのATM引き出しのほうですが、いただいた情報を箇条書きにすると、↓こうですよね。

    ●2018年7月27日
    ●ヤフーファイナンスでのレート 2.07
    ●BPIのATMで20,000ペソ引き出しを2回
    ●1回の現地ATMオーナー手数料は250ペソ
    ●2枚のレシートの合計40,500ペソ
    ●楽天銀行にて即日返済を日本円で83,404円

    ↑ヤフーファイナンスで過去レートを見るときですが、「始値」で見ると、一日でレートが動いたときにズレが大きくなってしまいます。なので、私は、

    ・ATM引き出しが日本の朝だったなら「始値」
    ・ATM引き出しが日本の夜だったなら「終値」
    ・ATM引き出しが昼ごろなら「高値と安値の平均値」

    を取るようにしています。

    7月27日のフィリピン・ペソを、「高値と安値の平均値」で取ってみると、高値2.088718、安値2.074474なので、平均値は、2.081596。ほぼ2.08ですね。

    あと、そのデータにプラス、マスターカードレートも併記すると、↓こうですね。

    ●2018年7月27日
    ●ヤフーファイナンスでのレート 2.08
    ●マスターカード公式サイトのレート 2.090784
    ●BPIのATMで20,000ペソ引き出しを2回
    ●1回の現地ATMオーナー手数料は250ペソ
    ●2枚のレシートの合計40,500ペソ
    ●楽天銀行にて即日返済を日本円で83,404円

    40,000 × 2.08 = 83,200
    40,000 × 2.09 = 83,600

    これで、総返済額が83,404円で済んだのでしたら、非常にお得ですね。マスターカード公式レートより安く済んでます(笑)。

    マスターカードのレートより良かった理由は、時間ですね。マスターカードのレートは、公式サイトに発表されるものは1日1つのレートだけなのですが、実際には時間ごとに変化しています。なので、引き出し時間によって、公式サイトのレートより良いレートになることがあります。(悪くなることもあります)

    本来なら手数料合計2回分で500ペソは1000円くらいしますよね?手数料取られてないのでしょうか?マレーシアではレシートに手数料の記載すらなかったので・・・

    ↑はい、現地ATMオーナー手数料は、クレジットカードの海外キャッシングでは、原則として取られないので、トクなんです。(デビットカードやプリペイドカードだと取られます)

    これだけで1000円の節約ですから、違いは大きいですよね〜。

  8. のむてつ より:

    バニラママさん、上海のレシートデータの分析です。

    ●2018年10月22日
    ●3000元の引き出し
    ●楽天銀行から振込金額48,659円
    ●ヤフーファイナンス始値 16.279170
    ●ヤフーファイナンス終値 16.242836
    ●ヤフーファイナンス高値安値の平均値 16.2606525
    ●マスターカード公式サイトのレート 16.253981

    それぞれ計算してみると、

    3,000 × 16.28(始値) = 48,840
    3,000 × 16.24(終値) = 48,720
    3,000 × 16.26(平均) = 48,780
    3,000 × 16.25(master) = 48,750

    ↑見てみると、一番レートが良い「終値」の値よりも、総支払額が少ないですね。お得すぎますね(笑)。

    ATM引き出しは夕方か夜でしたか?翌日の始値が16.19と、更に下がっているので、おそらく、その下がったときにATM引き出しをしたからレートが良かったんじゃないかと思われます。

    いずれにせよ、アコムマスターカードでのATM引き出し、良いですね。私、今月末に、香港とマカオに行く予定なので、アコムマスターカードでも調査しみますね!

    と、あと、そうそう!

    今日、アコムに問い合わせて判明したのですが、アコムマスターカードは、海外ショッピングでも海外利用手数料を取らないんだそうです。これ、本当なら強烈に便利ですよ。ソニー銀行と同レベルでお得になりますからね。

    もし機会があれば、ぜひ、買い物でも試してみてください!!

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