2016年11月に、韓国ソウルでATMを実際に使ってきたので、使い方を画像と共にメモしておきます。
インチョン空港 到着ロビー目の前のウリ銀行ATM
今回は、韓国インチョン空港の到着ロビーを出てすぐ、目の前にあったウリ銀行(友利銀行)ATMを利用しました。隣に銀行の両替があるところです。(この空港の窓口の両替はレートが悪いので、外貨両替しないように!)
日本語が使える。さすがGlobal ATM
このATM、「Global ATM」と書いてあり、
でした。韓国のATMでは、基本的に、日本語が選択でき、日本語で現金引出しの操作をすることができます。今回のウリ銀行ATMでも日本語で操作できました(下に実際の操作を解説しています)。旅行者が外貨両替しやすくて、ありがたいですね。
ウリ銀行の他にも、韓国外換銀行、新韓銀行、国民銀行などは、日本語表示可能なATMがあるようです。
ただし、古いATMの場合、日本語が選択できても、日本語表示だと操作の途中にエラーが出ることもある模様。そういう場合は、英語表示にすると、最後までうまくできることもあるようです。
ウリ銀行ATMの画面操作方法
では、実際にウリ銀行ATMの出金操作を見ていきましょう。
まず、ATMにカードを入れます。すると↓この画面が出てきます。
↑まず、最初にやるのが言語の切り替え。ハングル文字の韓国語のままでは、わからないので、右下にある緑ボタン「Froreign Languages」を押します。言語の切り替えは、どの画面でも右下にあることが多かったので、
↑この画面でも、やはり ですね。右下の緑ボタン「Froreign Languages」を押して、次の画面に進みます。
↑ここでは「日本語」探してクリック。左の上から2番目にあります。
↑この画面では、表示が間違っています(笑)。使用言語はすでに選んだので、「海外で発行したカード」をクリックしましょう。
↑現金を引き出したいので「キャッシュサービス」をクリック。
↑カードを読み込んでますね。
↑パスワードの入力、つまり、暗証番号の入力です。このページは注意事項を言っているだけのページなので、すぐに右下の「引き続き」をクリックしましょう。
↑このページで、暗証番号の入力をします。クレジットカードの場合、日本と同様、4桁の暗証番号でOKです。暗証番号を入力し、「確認」をクリック。
↑金額入力画面です。引き出し金額は、1万〜100万ウォンが選べます。右下の紫のボタン「その他」を押すことで、細かい金額指定をすることも可能。
↑次にATM手数料の確認画面になります。この手数料は、銀行キャッシュカードやデビットカードでは取られますが、クレジットカードだと基本的にATM手数料は取られません。その詳細は下に。
確認ボタンを押して、↓次へ。
↑この画面の間、日本と同じで、「ガシャシャシャシャ…」と紙幣を数える音が聞こえます。
↑現金より先に、カードと明細票が出てきます。すぐに抜き取って、しまいましょう。(海外では、すぐにATMからカードを抜き取ること。取らないと、犯罪機能が働き、ATMにカードが吸い込まれることがあるので注意)
↑最後に、現金を受け取ります。
ATMから明細票もちゃんと出てくる
↑このような明細票もちゃんと出てきます。最近、他の国では、明細票を出さないATMもありますよね。
ウリ銀行ATMは土日も利用可能。365日使えます
ATMの左上に「365」と書いてあるように、ATMは365日利用可能です。なので、土日も使えます。空港のATMは24時間利用可能とのこと。
ウリ銀行ATMの引出し限度額
↑この画面に書いてありました。引出し限度額は、「1回100万ウォンまで」です。
ウリ銀行ATMの手数料
ATM引出しの最中に、↑このように表示され、「ATM利用手数料 3,600ウォン」が取られます。
また、私は検証できなかったのですが「時間外手数料も取られる」というウワサもあります。平日8時30分〜18時、土曜8時30分〜14時以外に利用した場合です。
ただし、これらのATM手数料ですが、日本のクレジットカードを利用したATM引出しの場合は、手数料がかかりません。詳しくは下で解説しています。
VISA、マスター、JCBで使えた。PLUSマークは無かった
ATMの上部に↑こう表示してあるとおり、今回は、VISA、マスター、JCBの3つの国際ブランドで利用し、どのカードも問題なく使えました。
三菱UFJ銀行や楽天銀行などのVISAデビットも使える
私はクレジットカードでの海外キャッシングでしたが、VISAが問題なく使えたので、三菱UFJデビットや、みずほ銀行デビット、楽天銀行デビット、ソニーバンクウォレットなどのデビットカードも、問題なく使えると思います。
(ただしデビットカードは手数料的には損になります。↓下に解説)
キャッシュパスポートやマネパカードも利用可能
マスターカードが使えたので、キャッシュパスポートやマネパカードなどの、マスターカード印のプリペイドカードも使えます。
新生銀行は2018年12月8日から海外ATMで使えなくなった
もう一度、ATMの上部を見てみましょう。↑PLUSマークは、ありませんね。
でも以前は、新生銀行のキャッシュカードでもATM引き出しできていたようです。他のブログなどで「ウリ銀行ATMを使って新生銀行キャッシュカードで引出しできた」という記事は目にしました。
しかし、2018年12月8日(土)で新生銀行は、海外ATM引き出しサービスを終了。このサービス終了をもって、韓国のATMで、新生銀行キャッシュカードを使って引き出すことはできなくなりました。
(どのみち、キャッシュカードは手数料的には損になるので使わないほうがいいんです。↓下に解説)
クレジットカードでのATM引出しだと手数料無料
普通なら、1回3,600ウォンかかるATM手数料ですが、これはクレジットカードの場合、かかりません。
というのは、クレジットカードの場合、ATMでの現金引出しは「キャッシング」扱いであり、つまり「借金」です。
で、クレジットカードの「借金」の場合、「利息以外に手数料を取ってはダメ」という決まりがあるので、手数料が無料になるのです(=カード会社の負担?)。
実際に、今回は、4枚のクレジットカードでATM引出しをし、
●セディナカード
●楽天カード
●エポスカード
の3枚でATM手数料は請求されませんでした。(SBIカードで請求されたのはエラーか、偶然だったと思われます。香港、台湾、シンガポール、ベトナム、中国などでは、全カードで請求されていないので)
さらに、セディナカードでは、利息も限りなくゼロに近くできます。スマホやパソコンから繰り上げ返済が簡単にできるからです。しかも、セディナカードは繰り上げ返済のときの振込手数料もかかりません。
つまり、セディナカードは、海外ATM引出しをしても、ほんのちょっとの利息以外、手数料がかからない、ということになります。この調査結果は、↓こちらの記事で詳しく説明しています。
※この韓国ソウルの調査では、クレジットカードの中で唯一、SBIカードでだけATM手数料が取られました。そのため、SBIカードでの海外ATM引き出しはオススメしていません。ご注意ください。
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