Mastercard為替レートがVISAやJCBより良い時代は終了(2018年4月調査)

VISA、マスターカード、JCBの両替レートはどれがよいか比較

VISA、マスターカード、JCB、アメックス。これら「国際ブランド」って、どれを選べばいいか、迷いますよね。

選び方の一つのポイントとなるのが、両替レート(≒為替レート)の違いです。VISA、マスターカード、JCB、アメックスなどは、それぞれ独自のレートを使っています。そして、その独自のレートは、時期や通貨によって、どの国際ブランドがお得かが変化します。

ちょっと前までは、「マスタカードの為替レートが他より1%ほどお得」だったのですが、もうマスターカードのレートが良い時代は終わり。VISA、マスターカード、JCBともに上乗せ率が、かなり変化しています。

このページでは、最新の両替レートのデータ(2018年4月の30日間)を元に、VISA、マスターカード、JCBで、どの通貨ではどれがお得なのか、分析しています。

※アメックスは両替レート非公開なので比較に入れていません。ちまたでは、アメックスの両替レートはそんなに良くないと言われています。

先に結論

最近の傾向は、多くの場所で、お得な順にJCB>マスター>VISAの順となっています。

少し前までは、「両替レートは、マスタカードが良い」と言われていましたが、今は、かなり変化している模様。最近、良いのがJCBで、多くの地域で、一番良いレートを出しています。

今回調査した通貨と、3者のレート差

アメリカ米ドル レート差0.24%
ユーロ レート差0.21%
台湾ドル レート差0.31%
中国元 レート差0.35%
マレーシア・リンギット レート差0.38%
フィリピン・ペソ レート差0.54%
オーストラリアドル レート差0.33%
韓国ウォン レート差0.15%

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レート差の平均は0.32%でした。10万円使って320円。100万円使うと3,200円。海外でよくクレジットカードを使う人は、やはり、お得な国際ブランドを選んでおきたいですね。

両替レート比較グラフの注意点

データは、それぞれ、VISA公式サイトマスターカード公式サイトJCB公式サイトから取ってきたデータを元に作成しています。

優劣は、30日中でレートが良かった日の多さで判定。(※VISA・JCBとのズレ調整のため、マスターカードのレートは1日前のものを比較に使用しています)

基本的に、VISA、マスターカード、JCBの3つで比較していますが、JCBは「小数点第3位以下を切り捨てたデータ」しか公開していないので、比較不能の日があります。(JCBさん、もっと下のケタまで公開してください!!)

アメリカ(米ドル)の両替レートは、JCBの圧勝、VISA/マスターは大差なし

2018年4月アメリカ 米ドル両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

アメリカの通貨ドルでは、JCBが、30日中、22日で1位で圧勝。ただし、マスターカードは、1位は8日間しか取れなかったものの、3位になることはなく、安定した結果でした。

ユーロの両替レートでもJCBの圧勝。次にマスター、最後がVISA

2018年4月ユーロ両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

ヨーロッパの通貨ユーロでも、30日中、25日でJCBが1位で圧勝。ただし、ユーロでも、マスターカードは1位は5日しか取れなかったものの、3位はナシ。やはりマスターカードは安定していると言えます。

台湾ドルの両替レートでは、マスターが1位。VISAが2位、JCBは最悪

2018年4月台湾ドル両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

台湾ドルが使われる台湾は、JCBを選んではダメな場所。マスターカードのレートが一番良く、VISAが2位、JCBは最悪、という結果でした。

台湾は、JCBがわりと多くの店で使えるイメージがあったので、意外な結果ですね。

中国元の両替レートでは、マスターとVISAが接戦、JCBは3位

2018年4月 中国元両替レート比較(VISA/JCB/マスターカード)

中国元(人民元)が使われる中国本土も、JCBがダメと出ました。マスターカードとVISAが接戦で、かろうじてマスターが1位。VISAが2位で、JCBは、30日中26日で3位。

中国は大陸のほうでもJCBはダメですね。

マレーシア・リンギットの両替レートではJCB圧勝。次にマスター、最後がVISA

2018年4月マレーシア・リンギット両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

マレーシアの通貨リンギットでも、JCBが圧倒的な強さ。30日中、25日でJCBが1位。マスターは、ここでも2番目で1位が5日、3位ナシ。VISAは、30日中、29日で3位だったので、マレーシアでVISAは損する確率が高いですね。

フィリピン・ペソは3者で微妙な差。JCB>マスター>VISA

2018年4月フィリピン・ペソ両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

フィリピンの通貨ペソは、レート差の平均が0.54%と、レート差が大きいのが特徴。しっかりと国際ブランドを選びたいところです。

フィリピン・ペソでは、JCBとマスターカードの2者であまり差が無く、VISAがダメな日が多い、という感じ。しいて順位付けをすれば、1位JCB、2位マスター、3位VISA。

差があまり出なかった原因としては、JCBの公開レートが少数第三位以降切り捨てで、比較不能日が9日もあった、というのも原因です。

オーストラリア豪ドルの両替レートでもJCB圧勝。2位マスター、3位VISA

2018年4月オーストラリアドル両替レート比較チャート(JCB/VISA/マスター)

オーストラリアの通貨 豪ドルでは、またJCBが圧勝。30日中、26日で1位でした。2番目マスターカード、3番目VISA。VISAは30日中22日で3位なので、ここでもVISAは、あまり選びたくないですね。

韓国ウォンの両替レートは、マスターの勝ち。JCBは判定不能

2018年4月韓国ウォン両替レート比較チャート(VISA/マスター)

韓国の通貨ウォンでは、残念ながら、JCB公開レートが小数点の切り捨てが上すぎて使い物にならず。なので、VISAとマスターのみで比較。結果、30日中、すべての日でマスターカードのレートが良かったです。

まとめ

最近のVISA、マスター、JCBのレート比較では、

中国・台湾以外の通貨で、JCBが1位
●JCB>マスター>VISA の順番が多い
●VISAは海外で使うと、レートで損することが多い
●レート差は平均0.32%

ただし、↑これだけで、お得な国際ブランドが決まるわけではありません。

海外でのショッピング利用でのカード払いの場合は、この両替レートにプラスして、カード会社ごとの海外手数料(0〜3%)がかかります。その海外ショッピング手数料の比較の記事はこちら。

海外ATM引出し(=海外キャッシング)の場合は、この両替レートにプラスして、利息など(0.15%〜3%)がかかってきます。その海外キャッシング手数料比較はこちら。

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4 Responses to “Mastercard為替レートがVISAやJCBより良い時代は終了(2018年4月調査)”

  1. ひっしゃん より:

    上海は、今一番いい季節で、とても暮らしやすいです!!
    私は昔大学生のときは外国為替論のゼミを 専攻していたので、とてもおもしろく見せていただきました。
    為替は生き物なので、今後も変化していくと思いますね。

    3ヵ月後には、ご指導いただいたとおり、残り3ヶ月の海外旅行保険を有効にする方法を実行する予定です。
    是非、ご報告したいと思います。

    PS.たぶん保険を利用する予定はないと思いますが、併せてご報告したいと思っています。

  2. ひっしゃん より:

    上海で利用するのは、どのカードがお奨めでしょうか?

  3. のむてつ より:

    ひっしゃんさん、コメントありがとうございます!カード付帯保険だけではなく、こちらの外貨両替でもクレジットカードは便利ですので、ぜひ上手に使ってみてください!

  4. のむてつ より:

    ひっしゃんさんに言われて気づきました、中国元を入れてなかったですね(笑)。中国元のグラフを、今、上に追加しておきましたので、参考にしてみてください!どのカードが良いか?については、カード比較表で書いているように、セディナカードが良いので、結論としては、中国ならセディナのマスターカードが良いです!保険付きのセディナカードクラシックでもOKです。

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