クレジットカード海外手数料比較。計算方法+無料おすすめを解説!

どうして1000ドルの外貨のカード払いで2500円の海外手数料が加算されるのか?画像

※2023年8月6日、内容を大幅に更新しました!

海外でカード払いしたり、海外通販を利用したりすると取られる、クレカやデビットカード等の「海外手数料」。これ、考えてみると、いろいろ不明な部分がありますよね。たとえば、↓このへんはわからない人も多いと思います。

【クレカ/デビカの海外手数料の疑問点】
●どういうときに海外手数料が取られるのか?
・海外にいる時?外貨払いをしたとき?
・海外で円建てでカード払いしたときも取られるのか?
・日本にいるときに外貨建てでカード払いしたときも取られるのか?
●いくら取られているのか?計算する方法はあるのか?
●カードによって海外手数料が比較的安いものもあるのか?
●海外手数料を無料にする方法はあるのか?
●海外手数料が無料のカードはあるのか?

↑特に、最後の2点は重要。ちゃんと知っておけば、毎回の買い物で数%もお得にできますので、ぜひ知っておいてほしいです。

急いでいる方もいると思うので、先に結論を書いておきます。

クレカ/デビカの海外手数料の疑問点の結論

●海外手数料は、どういうときに取られるのか?

外貨建ての支払いのとき取られる。日本での支払いでも外貨建て払いなら取られる。海外での支払いでも円建て払いなら取られない。

●いくら取られているのか?計算する方法はあるのか?

ある。カード明細とそのときの為替レートで計算可能

●カードによって海外手数料が比較的安いものもあるのか?

⇒ある。カードによって違いあり。下に比較表あり。

●海外手数料を無料にする方法はあるのか?

⇒ある。特定のカードを利用すると無料にできる。

●海外手数料が無料のカードはあるのか?

ある。

このページでは、↑これら疑問点をじっくりと解説していきますね。

前提:カード払いの海外手数料は2種類

日本でも海外でも、外貨建てでカード支払いをする場合、↓下の2種類の手数料がかかります。(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、みな同じです)

【外貨でカード払い時の手数料2つ】外貨でカード払い時の手数料2つ

手数料②:カード発行会社(例 楽天,エポス)が取る「海外ショッピング手数料」
手数料①:VISA,JCB,マスターカードなどの「国際ブランド」の為替レートへの上乗せ

①の「国際ブランドのレート上乗せ」については、別記事「クレジットカード為替レート比較。VISA,マスター,JCBで圧勝はどれ?(2021年11月調査)」で詳しく解説しています。

ここの記事では、②のカード発行会社(例 楽天,エポス)が取る「海外ショッピング手数料」を中心に解説します。

海外ショッピング手数料(=海外事務手数料)は1.6%〜3%が普通

「海外ショッピング手数料」は、カード会社によって呼び方は様々ですが、↓これらは全て同じものです。

「海外ショッピング手数料」
「海外事務手数料」
「海外事務処理手数料」
「外貨取扱手数料」
「海外ショッピング事務手数料」
「海外取引関係処理経費」

この記事では、以下、「海外ショッピング手数料」と書きます。

↑この手数料は、手数料率は1.6%〜3%が普通です。カードごとに手数料率が違います。一覧表にしてみました。↓こんな感じになっています。

クレジットカード海外ショッピング手数料比較表

海外ショッピング手数料比較表(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード含む)

↑これは、例えば、5%の海外ショッピング手数料のカードなら「2万円の買物をすると1000円の手数料が取られる」という意味です。1.6%の手数料のカードだと320円の手数料で済みますから大きな違いですよね。

一般的に言うと、海外ショッピング手数料は、クレカよりもデビットカードやプリペイドカードのほうが多く取られると覚えておいてください。

ちなみに、この海外手数料は、クレジットカードの海外ATM引出し(海外キャッシング)のときは取られません。取られない代わりに利息がかかります。

クレジットカード
・カード払い時:海外手数料がかかる
・現地ATM引出し時:利息が取られる (海外手数料は無し)
デビットカード、プリペイドカード
・カード払い時:海外手数料がかかる
・現地ATM引き出し時:海外手数料がかかる

それにしても、上の比較表の中の、海外手数料が無料の5枚のカード、気になりますよね。大丈夫です。下でしっかりと解説しますから。

でも、その前に、本当に海外ショッピング手数料が取られているのか、確認する計算方法を確認してみましょう。

【実例】カード明細から計算。海外手数料の計算方法

外貨建て払いの私のクレジットカード明細

↑これは私のVISAのクレジットカード明細。①と③が外貨建てのカード払いです。

【例】米ドル建てカード払いの手数料計算

まずは①の米ドル支払いを見てみましょう。

●2021年9月10日に600ドルのカード払い
●その請求額が67,565円
●2021年9月11日のレートで、1ドル=112.609円

と書いてあります。

67,655円÷600ドル=112.6083…
なので、この明細に書いてあるレートは、VISAのレート上乗せや、海外ショッピング手数料がすでに含まれたレートだということがわかります。(計算結果と表示レートに微妙な誤差がある理由は私もわからないです)

次に、比較するために、2021年9月11日の為替レートを調べます。↓こうなっていました。

9月11日の米ドルの為替レート

1ドル=109.9275円でした。これが上乗せなどのない純粋なレート。なので、600ドルの上乗せなし価格は、↓こう計算できます。

600ドル×109.9275≒65,956円(小数点以下切り捨て)

手数料として取られた分を計算すると、↓これ。

請求額67,565円-65,956円=1609円

手数料率を計算すると、↓こうなりました。

1609円÷65,956円=2.44%

このVISAカードは、公表している海外ショッピング手数料が2.2%ですので、計算が合っていることがわかります。

【例】台湾ドル建てカード払いの手数料計算

次に③の台湾ドル建て支払いを見てみましょう。

●2021年9月22日に675台湾ドルのカード払い
●その請求額が2,736円
●2021年9月24日のレートで、1台湾ドル=4.0548円

と書いてあります。

2,736円÷675台湾ドル=4.0533…なので、やはりこの明細に書いてあるレートは、VISAのレート上乗せや、海外ショッピング手数料がすでに含まれたレートだということがわかります。(台湾ドルでも、計算結果と表示レートに微妙な誤差がありますね。理由は不明)

次に、比較するために、2021年9月24日の為替レートを調べます。↓こうなっていました。

9月24日の台湾ドルの為替レート

1台湾ドル=3.9845円でした。これが上乗せなどのない純粋なレート。なので、675台湾ドルの上乗せなし価格は、↓こう計算できます。

675台湾ドル×3.9845≒2,689円(小数点以下切り捨て)

手数料として取られた分を計算すると、↓これ。

請求額2,736円-2,689円=47円

手数料率を計算すると、↓こうなります。

47円÷2,689円≒1.75%

あれ?少ないですね。このVISAカードは、公表している海外ショッピング手数料が2.2%ですが、計算してみると少なく出ました。ただ、こういうことは結構あることなんです。実際のレートは1日固定ではなく時間ごとに変化しているので、ズレが生じ、これくらい減ることはあります。(もちろん増えてしまうこともあります)

では、次は、この2%とか2.5%とか、かかる海外手数料を減らす方法を探していきます。

【やっちゃダメ!】円建て払いに変更して海外手数料を減らすこと

最初の前提のところで、「外貨建てでカード支払いをする場合に、海外手数料がかかります」と書きました。

もう一度、最初の図を見てください。

外貨でカード払い時の手数料2つ

↑この①も②も、支払いが外貨建てのときだけかかる手数料です。たとえ海外でカード払いしたとしても、請求が日本円建てでされていれば、①も②も請求されません。

でも、ちょっと待ってください。

たまに、海外の免税店などで、↓こう言われること、ないですか?

海外の店で「カード払いは日本円にしますか?それとも現地通貨にしますか?」の画像

↑こういう場合、「現地通貨建て」と「円建て」どちらが良いでしょうか?

答えは、「現地通貨建てのほうがお得」ですよね。海外旅行に詳しい人なら、聞いたことがあるはず。

でも理由は?

これは、別記事で解説している極悪ATMのDCC詐欺と同じ仕組み。お店が円建てを提供してくる場合、両替レートはお店が決めたものとなり、多くの場合、上記の2.5%を超える上乗せがされます。

なので、現地通貨建てでカード払いをしたほうがいいんです。

結局、現地通貨建てor日本円建て、どっちがいいのか?問題

・現地通貨建てだと、海外手数料が取られる
・日本円建てだと、店が極悪レートを提示してくる

「じゃあ、結局、現地建て、日本円建て、どちらがええねん!?」という声が聞こえてきそうですね。

でも、これ、ちょっと判断が難しいんです。日本円建ての場合は店がレートを決められるため、店によってレートの極悪さが違うからです(笑)。

一応、目安として、私は↓こうアドバイスしています。

免税店など海外旅行客を目当てにしている店は極悪レートが多いので、現地通貨建てが無難

●iherb(アイハーブ)やアリエクスプレスなどの海外通販、海外航空券サイト、海外ホテル予約サイトなどで多通貨対応している場合、わりと良心的なレートも多いので、日本円建てでもいいかも。

ただ、やはり一番良いのは、自分がよく使う店で、ちゃんとレートの計算をしてみることです。

カード会社も、この点に関して、警告を出しています。例えば、三井住友カードの公式サイト。↓こんな感じで書かれています。

決済通貨が選択できる場合

お店によっては、現地通貨、日本円(JPY)どちらで決済を希望するか選択いただける場合があります。日本円を指定した場合、その場で支払金額を確定できるメリットがありますが、お店が決定した為替レートで日本円に換算されることから、弊社で日本円に換算する場合に比べて割高になる可能性がありますのでご注意ください。日本円での請求を希望しない場合は、その場でお店へ申し入れを行ってください。

お店が独自で提供しているサービスのため、利用できるお店や為替レートなどにつきましては、弊社でご案内できかねます。ご利用の際に、お店にご確認いただくようお願いいたします。
https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/kaigai01.jsp

そして、↓こんなことも書き足されています。

また、希望した通貨とご利用代金明細書に記載の通貨が異なる場合には、弊社までご連絡ください。

↑これ、あるんですよ。悪い店では、勝手に円建てにしてくるんです。だからカード明細の確認は必須です!指定した通貨と違っていたらカード会社にすぐ連絡しましょう。私は違いに気づき、カード会社に連絡して、あとから変更してもらったこともあります。

と、ここまで書いたのですが……

この問題も、↓次に紹介する「海外手数料無料カード」なら問題じゃなくなるんです。「海外手数料無料カード」で現地通貨建てで支払えば問題なし。では、詳しく見ていきましょう。

海外手数料を無料にする方法 ⇒2種類ある!

海外手数料を無料にする方法

さて、お待たせしました。海外手数料を無料にする方法について解説していきましょう。

海外手数料を無料にする方法は、↓このように2種類あります。

【海外手数料を無料にする方法】
●方法1:海外手数料無料のカードで支払う
●方法2:ポイント還元率が高いカードで支払い、海外手数料と相殺する

それぞれ見ていきましょう。

★方法1:海外手数料無料のカードで支払う

海外手数料を無料にする一番目の方法は、「海外ショッピング手数料無料カードを使う」ことです。海外ショッピング手数料無料カードは、上の比較表の中で一番上に並べた5枚。

海外ショッピング手数料無料カード5枚

でも、少し注意。海外ショッピング手数料が無料でも、「両替レートへの上乗せ」がかかります。

そこで、その「両替レートへの上乗せ」を通貨ごとに比較してみました。↓こちらの比較表です。

海外手数料無料カードのレート上乗せ率比較

海外手数料無料カードの両替レート上乗せ率比較

(↑Revolutの枠なしの通貨は、調べたところ、Visaのレート上乗せはかからず、Revolut自身のレート上乗せのみ、かかるようです。表中は修正済)
(↑Wiseは上記以外の通貨も20通貨ほど両替&保有可能です)

↑こうして見ると、両替レート上乗せではRevolutの勝利

ただし、Revolutは「突然の口座凍結」や「サポートが役立たず」などのデメリットがあるんですよね。。。(revolutのデメリットはこの記事でまとめています)

そのへんの注意事項も考えた上で、私の独断で、おすすめランキングにしてみます。↓こちらです。

海外手数料無料カードおすすめランキング

おすすめ順に紹介します。(参考までに米ドルへの両替時のレート上乗せ率を書いておきます)

おすすめ1位:ソニーバンクウォレット

ソニー銀行デビット1

ソニーバンクウォレットは、ソニー銀行の外貨預金口座と連動したデビットカード。年会費無料。以前からこのブログでおすすめしてきたカードです。(参考記事:ソニー銀行のデビットカードが海外で最強である3つの理由) 指定11通貨で貯金&お得な外貨支払いが可能。両替手数料が特に安い主要9通貨なら、このカードが一番安心してオススメできます。私自身も愛用中。何より日本のサービスなのでサポートが良く、安心感があります。

長所:日本のサービスでサポートに安心感
長所:両替手数料がさらに改善
長所:未成年でも口座を作れる
長所:銀行口座にお金があれば利用上限額なし
長所:家族が入出金できるファミリーカード発行可能
短所:指定11通貨でしか使えない
短所:両替手数料が安いのは主要9通貨だけ

おすすめ2位:revolut(レボリュート)

revolutカード

revolut(レボリュート)は、チャージして使う方式のプリペイドカード。年会費無料。両替手数料無料で両替可能(上限は連続30日の間で75万円)。両替手数料の面ではダントツ一番お得。ですが、トラブル時のサポートに不安があるのと、突然の口座凍結が怖いです。

私も単発の外貨払いでは使っていますが、突然の口座凍結が怖くて、お金をrevolut口座に入れておくのは不安がありますね。。。

そして、2023年5月17日から、クレカからのチャージに1.7%の手数料が付くようになったので、お得度が下がった感じです。

長所:両替手数料ほぼ無料!(連続30日間で75万円まで)
長所:両替手数料の点では最もお得な支払い方法。
改善:従来のタイバーツの手数料1%がナシに。
長所:指定30通貨なら外貨のまま貯めておける。
長所:指定30通貨以外の支払いも両替レート上乗せ極小

改悪:クレカチャージは手数料1.7%かかる。
短所:20歳以上しかアカウントを作れない。
短所:週末(日本時間 土7時〜月8時)は手数料+1%
短所:クレカ/プリカからのチャージ分はATM出金不可。
短所:銀行ではないのでトラブル時の補償が手薄。
短所:突然の口座凍結、送金失敗などトラブル多い。
短所:サポートが期待できない。
Revolutのトラブル関係は、↓こちらの記事にまとめました。必ず一度、見て欲しいです。

Revolutのデメリット/欠点と対策のまとめ

というわけで、超お得なことは間違いないのですが、大金の扱いや貯金、送金にも少し不安があるのがRevolutです。すぐに支払う分だけ入金するなど、使い方にはくれぐれも気をつけてください。

revolut公式サイトはこちら

revolutのおすすめの使い方は下に書いています。

おすすめ3位:JALグローバルウォレット

JAL Global Wallet(JALグローバル・ウォレット)

JALグローバルウォレット(以下JGW)は、チャージして使うプリペイドカード。外貨両替もできます。年会費無料。JGWの中で「円→外貨」の両替は手数料が高くてダメなのですが、住信SBIネット銀行で先に外貨両替し(米ドル上乗せ0.02%)、その後JGWに外貨をチャージするとお得です(ただし、ちょっと面倒)。

長所:15通貨で使える
長所:両替手数料も少なく、悪くない
短所:8通貨でしか上記のお得な両替方法が使えない
短所:JGW内での外貨両替はレートが悪い
短所:お得な外貨両替方法は少し面倒

参考:JALグローバルウォレット公式サイト

おすすめ4位:Wiseデビットカード

Wiseデビットカード

お得な海外送金で有名なWiseが出しているカードが、Wiseデビットカードです。年会費無料。Wiseのマルチカレンシー口座(=多通貨口座)に連動しています。50以上の外貨で貯金しておくことが可能。対応通貨が多いので、マイナーな通貨のときはおすすめ。
長所:18歳からアカウントが作れる。
長所:海外送金はWiseがダントツ便利。
長所:外貨での海外送金の受け取りも可能。
長所:扱える通貨が一番多い。
短所:銀行ではないのでトラブル時の補償が手薄
短所:Wiseの多通貨口座への入金は銀行振込のみ

Wise公式サイトで口座を作るとデビットカードも作れます。

おすすめ5位:PRESTIA Global Pass

SMBC信託銀行プレスティアのグローバルパス

PRESTIA Global Pass(プレスティア・グローバルパス)は、SMBC信託銀行の外貨口座と連動したデビットカード。年会費無料。
【米ドル両替時のレート上乗せは、0.88%
長所:ソニー銀行よりも多い17通貨で貯金&お得な支払い可能
長所:家族が入出金できる家族カード発行可能
短所:レート上乗せが多め。
ただし月1万円以上の外貨積立をすればレート上乗せナシ

参考:PRESTIA Global Pass 公式サイト

以上、5枚の紹介でした。

結論としては、ソニー銀行が対応している主要8通貨ならソニー銀行がおすすめ。その他の通貨ならrevolutを使う、という感じですね。

方法2:ポイント還元率が高いカードで支払い、海外手数料と相殺

数少ないのですが、海外手数料2.5%を超えるポイント還元やキャッシュバックがあるカードならば、「実質海外手数料無料」を達成できます。

そんなカードは現在、↓2枚。ともに制約が厳しいので、使い方は工夫が必要。

ライフカード学生専用

ライフカード学生専用

ライフカード学生専用は、「海外ショッピング払い時は3%キャッシュバック」という特徴をもつお得なクレジットカード。

3%のキャッシュバックがある一方、下記2つのコストがかかります。

【ライフカード学生用の海外払いコスト】
●国際ブランド(VISA/Mastercard/JCB)のレート上乗せが約0.3%(米ドル)
●海外ショッピング手数料 VISA/Master/JCB 2.2%

実質キャッシュバックの残りは、↓こうなります。

【実質キャッシュバック】
●3%-0.3%-2.2%= 0.5%

↑このように0.5%プラスになるのは嬉しいですね。

ただし、注意点があります。まず3%キャッシュバックには上限があることに注意。キャッシュバック額は年間10万円まで。カード払い額で言うと333万円ですね。1年は4月1日〜3月31日の間で集計されます。

【ライフカード学生用のその他の短所】
短所:キャッシュバックは海外旅行出発前に申込が必要
短所:海外ウェブサイトでの支払いはキャッシュバック対象外
短所:学生用クレカなので利用限度額が低くなりがち。
短所:学生の間しか使えない。

学生用カードということで利用限度額が低くなりがちであることと、海外ウェブサイト上の支払いはダメなので、留学の学費を支払うのは、ちょっとキツいかもしれません。

参考:ライフカード学生専用 公式サイト

ライフカードStella

ライフカードStella(ステラ)

ライフカードStellaは、ライフカード学生専用と同じく「海外ショッピング払い時は3%キャッシュバック」があります。Stellaは国際ブランドはJCBのみ。海外手数料などを引いた「実質キャッシュバック」は0.5%です。ライフカード学生専用と同じですね。

ただし、Stellaはキャッシュバックの上限が低く、カード払い額で80万円分(1年間)です。

【ライフカードStellaのその他の短所】
短所:キャッシュバックは海外旅行出発前に申込が必要
短所:海外ウェブサイトでの支払いはキャッシュバック対象外
短所:JCBしか選べないので、ハワイ以外の海外ではキツイかも

参考:ライフカードStella 公式サイト

まとめ

ポイントをまとめておきます。

●クレカ/デビカ等の海外手数料は2種類
①外貨両替手数料(国際ブランド/銀行)
②海外ショッピング手数料(カード会社)

海外支払い(=外貨建て支払い)でオススメの方法

1位:ソニーバンクウォレット
安心感。指定9通貨なら低コスト。
2位:Revolut
お得だが不安あり。ソニーの9通貨以外で使う。お金を入れすぎないように。
3位:JALグローバルウォレット
安心感あり。ソニーに少し劣る。
学生なら:ライフカード学生専用
海外3%キャッシュバックがお得

1位のソニーバンクウォレットは、↓こちらに詳しい記事があります。ぜひご覧ください!

ソニー銀行のデビットカードが海外で最強である3つの理由