2009年7月 中国元への両替比較 現地調査@中国 上海

以下、2009年7月時の調査です。国際キャッシュカードの利用時の参考として、見てみてください。

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国際キャッシュカード(インターナショナルカード3枚)
実際に、3枚の国際キャッシュカードで、
中国 上海の現地ATMから引き出してみて、
比べてみよう、という実験です。

管理人、このために、わざわざ
作ってきましたよ、カードを。

でも、まあ、今後、自分が使う上で、ちゃんと
お得なカードを見極めたいですからね。
必要経費と考え、口座を作ってきましたよ!
(新生銀行カード、使いすぎで汚くてすみません)

調べたカードは、手数料の計算上、
おトクだとされている3枚。(左の写真)

・新生銀行
 両替手数料 4%、ATM引出手数料 無料

・Knt!トラベルキャッシュ(=スルガ銀行VISAデビットカード)
 両替手数料 1.63%(最安)、ATM引出手数料 210円/回
 ※2011年4月に改悪され、両替手数料3.00%に

・イーバンク銀行(現 楽天銀行)
 両替手数料 2.94%、ATM引出手数料 無料

(その他のカードに関しては、計算上すでにおトクじゃないので、却下しました)

では、さっそく、実験開始です!

まずは、上海のATMに行き、3枚のカードで
同時刻に、同じ2000元を引き出します。

・・・引き出してきました!

3枚のカード、使い勝手は、全部一緒ですね。
ボタンの押し方、画面の表示なども、すべて一緒でした。
ですので、使い方の複雑さの面では、全部おなじ。

さあ、では、オフィスに帰り、
ネットバンキングで、引き落とし金額の確認です。
(これで、日本円換算の手数料込みの額がわかります)

・・・ほぉ~~~、そういう結果ですか。

結果発表の前に、ちょっと豆知識を。

夜だったためか、
Knt!トラベルキャッシュのスルガ銀行のネットバンキングは、
引き出し額が反映されていませんでした。(翌日、反映されました)

あと、イーバンク銀行にも、ビックリさせられました。
引き出したとき(7月20日)には、2000元分と思われる額が
ネットバンキング上に表示されていたんです。

しかし、7月23日の朝にも見てみると、
覚えのない引き出しが表示されているではないですか!

ついに、上海でスキミング詐欺か?!と思ったのですが、
引き出し額は、なんと、124円(笑)。

イーバンク銀行(現 楽天銀行)入出金明細

いやいや、犯人は、ためしに小額で引き出したのかもしれない。
やはり気持ち悪いので、イーバンク銀行(現 楽天銀行)に問い合わせてみました。

すると、こんな回答が。

「それは、調整額です。たまに、そういうことがあります。
 外貨で引き出したときに一旦、日本円換算されるのですが、
 時間差などで額に差が生じた場合、このように調整額を
 いただくことがあります」

よかったです~。調整額であって、
スキミング詐欺とかではなかったんですね(笑)。

ネットバンキングの取引明細を、よく見ると、たしかに、番号が同じですもんね。
(番号の前についている、AとBは、Aが「引き落としがあったこと」を示し、
 Bが「決済が確定したこと」を示す、とのことです)

でも、ダマッてこんな引き落としがあると、ちょっとビビりますよね。
イーバンク銀行(現 楽天銀行)は、VISAとの提携でデビットカードシステムを
作っていることから、こういうことがあるんだそうです。
(と、すると、今回はありませんでしたが、スルガ銀行でもあるかもしれません)

さあ、では、うんちくは、これくらいにしまして(笑)、
気になる結果を書いていきますね。
結果は、このようになっていました!

国際キャッシュカード 現地利用 結果

 新生銀行      28,746円

 イーバンク銀行(現 楽天銀行)   28,577円

 Knt!トラベルキャッシュ 28,301円

(2009年7月21日 夜9時調査)
(2011年4月からはKnt!トラベルキャッシュは値上げしていますので、
 計算上、楽天銀行が一番安くなると思います)

うん。やはり、計算が正しかったことが判明。
それにしても、やはり、3万円くらいの金額を引き出すだけでも、
本当に、1回400円ほどの差になっているんですね。
これを今までに数十回やってきていると思うと・・・・・(涙)。

うわー、もう、今後、新生銀行キャッシュカードでは
絶対に無駄に引出ししないでおきます!

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