海外ATM手数料が無料のカード、有料のカード一覧
海外ATM利用時にATM利用手数料を徴収するカード会社、しないカード会社を調べたので、ここにまとめておきます。
目次
[復習]海外ATM手数料は2種類ある
海外ATM利用時のATM手数料というのは、2種類あります。
①現地のATM所有者(銀行など)のATMオーナー手数料
②カード発行会社が取るATM手数料
①は、別名「アクセス・フィー」や「オーナー・チャージ」などと呼ばれるもので、ATMや国によって金額が変わります。韓国なら3600ウォン、ハワイなら3ドル前後、タイだと220バーツなどですね。
また、①はデビットカードや海外プリペイドカードでは取られますが、クレジットカードだと基本的に取られません。
次に②ですが、これはカード発行会社によって変わります。このページで一覧にしているのが、②のカード発行会社が取るATM手数料です。
一般的には、②の「カード発行会社が取るATM手数料」は、↓このように金額が決まっています。
引出し金額が
●日本円換算1万円以下、税別100円
●日本円換算1万円超、税別200円
下の一覧では、特に表記がなければ、↑この金額が取られる、と理解してください。
ATM手数料は取られても取られなくてもサービスは同じ
「ATM手数料を取るカードは、そのぶん、サービスが良かったりするんですか?」という質問をいただいたことがあります。
答えはNo。
ATM手数料の有無で、サービスは変わりません。ATM手数料を取らない会社は、企業努力でやってくれているわけです。感謝をして使わせてもらいましょう!
海外ATM手数料を取らないカード
クレジットカードで海外ATM手数料を取らないもの(五十音順)
アプラスカード:公式サイトに記載
MUFGカード:実利用で確認
JCBカード:実利用で確認
ジャックスカード:実利用で確認&公式サイトに記載
セディナカード:実利用で確認

※注意「JCBマークが付いれば、それはJCBカード」とは限りません。必ずカードの裏面に書いてある「カードの発行会社」で判断してくださいね。↑このカードは楽天カードです。
デビットカード・プリペイドカード・キャッシュカードで海外ATM手数料を取らないもの(五十音順)
SMBC信託銀行プレスティア 旧シティバンク:公式サイトに記載
ジャパンネット銀行VISAデビット:公式サイトに記載
新生銀行キャッシュカード:公式サイトに記載
新生銀行 海外プリペイドカードGAICA:公式サイトに記載
楽天銀行デビットカード:公式サイトに記載
りそなデビットカード(Visaデビット):公式サイトに記載
住信SBIネット銀行ミライノデビット:公式サイトに記載
海外ATM手数料を取るカード
クレジットカードで海外ATM手数料を取るもの(五十音順)
イオンカード:公式サイトに記載
出光カード:公式サイトに記載
エポスカード:実利用で確認&公式サイト
オリコカード:公式サイトに記載
セゾンカード:実利用で確認&公式サイトで確認
セブンカード:公式サイトに記載
ポケットカード:公式サイトに記載
マネパカード(通貨により手数料が異なる):公式サイトに記載
三井住友カード:実利用で確認&公式サイトに記載
UCカード:公式サイトに記載
ライフカード:公式サイトに記載
楽天カード:実利用で確認
デビットカード・キャッシュカード・プリペイドカードで海外ATM手数料を取るもの(五十音順)
イオン銀行デビット(一律200円(税抜)):公式サイトに記載
JTB Money T:公式サイトに記載
セゾンNEO MONEY(一律200円):公式サイトに記載
ソニーバンクウォレット(1.79%or税抜200円):実利用で確認&公式サイトに記載
スルガ銀行デビット(一律200円(税抜)):実利用で確認&公式サイトに記載
トラベレックスキャッシュパスポート(通貨により手数料が異なる):公式サイトに記載
ビザトラベルマネー ゴナ”Gonna”(通貨により手数料が異なる):公式サイトに記載
三菱UFJデビット(一律100円(税抜)):公式サイトに記載
JALグローバルウォレット(一律200円(非課税)):公式サイトに記載
以上です。
ATM手数料以外にも、海外ATM利用のときにかかる手数料があります。それについては、↓こちらの比較表で比較しています。
国際キャッシュカード/クレジットカード手数料比較ランキング
海外ATM利用で、最もお得なイチオシカードは、↓この2枚です。
SMBC信託銀行プレスティアの公式サイトによると手数料無料になってます。
「バンキングカードで現地通貨を引出す際は、所定のレート(VISAが定める為替レート+海外事務手数料3%)で円換算されます。
ATMご利用手数料は無料ですが、別途、ATMオーナーが手数料を徴収する場合があります。」
http://www.smbctb.co.jp/banking/services/fees/pdf/service_fees_j.pdf
odaさん、ご指摘ありがとうございました!ほんとですね、私の情報が間違ってました。記事も訂正しておきました。教えてくださり、ありがとうございます!!
はじめまして。海外キャッシングに係るATM利用料について調べている際に本稿を拝見いたしました。
この中で「クレジットカードで海外ATM手数料を取るもの」としてセゾンカードが挙げられていますが、セゾンカードのATM手数料は返済時にCREDIT SAISON ATM以外の提携金融機関に設置のCD・ATMを利用する場合に徴収されるもので、CREDIT SAISON ATMで返済した場合は徴収されないはずです。
現に私は、先日マカオで500香港ドルをキャッシングし、2日後にCREDIT SAISON ATMで返済したところ、手数料は7円しか取られませんでした。海外ATM手数料が無料であることは明らかです。
改めてご確認いただければ幸いです。
jpn2fpさん、コメントありがとうございます。
セゾンの海外ATM手数料、取られない方法があるんですか?!知らなかったです。私のほうは、最近のカード明細を見ても、「その他ご請求」という項目で108円、請求されていました。jpn2fpさんとは、カードが違うからですかね?私はセゾンは、マイレージプラスセゾンカードを使っています。
jpn2fpさんの情報も、支障のない範囲で、もう少し詳しく教えていただけると嬉しいです!
プレスティアもそうなんですが、「海外ATM手数料」が無料でも、為替手数料にPLUS接続料を含めてしまってるデビットカード・プリペイドカードがほとんどであるように思います。そういうのは「海外ATM手数料を取らないカード」とは言えないんじゃないでしょうか?
プレスティアの「米ドル決済専用キャッシュカード」は、米ドル預金をそのまま引き出せますが、これは米ドル専用なので、「国際キャッシュカード」とは言えないでしょうね。
本当の意味で「海外ATM手数料を取らないカード」というと、私が知ってる (使ってる) のは HSBC Singapore の Everyday Global Debit Card ですね。
https://www.facebook.com/sengoku.hiroaki/posts/2221598621287159
https://www.hsbc.com.sg/debit-card/products/everyday-global/
仙石さん、コメントありがとうございます!「PLUS接続料」なんて取られることがあるんですね。ATM上の「PLUS」マークのやつですよね?私は、今のところ、「PLUS接続料」として手数料を取られたことがないです。(私はキャッシュカードは、最近はほとんど使っていないからですかね???)
私は、日本発行のカードしか使っていないのですが、海外ATMからの現地通貨引き出しで、私が取られたことがある手数料は、↓これらだけです。
①国際ブランド(Master/VISA/JCBなど)のレート上乗せ
②カード発行会社の海外ATM手数料(108円とか216円とか)←このページのやつ
③カード発行会社の海外事務手数料
④現地のATMオーナー手数料
①国際ブランド(Master/VISA/JCBなど)のレート上乗せ
②カード発行会社の海外ATM手数料(108円とか216円とか)←このページのやつ
⑤利息(クレカのみ)
仙石さんの言われる「PLUS接続料」は、↑これらのどれかに含まれているものですか?それとも、別のものですか?よかったら、また教えてください!!
こちらでカードキャッシングがお得との記事を読ませていただき、初めてキャッシングしてみましたが、レシートに Service fee が加算されていたことについて教えてください。
1月20日、ヘルシンキでの乗り継ぎ時に搭乗ゲート付近にあったATMにて、セディナカード(VISA)で120ユーロをキャッシングしました。
この時のレシートに
Service fee EUR 2,99
とありましたので、オーナー手数料が加算されたものと思って、繰り上げ返済できるのを待ち返済しました。
返済額は、利息21円を含んで合計14,699円の請求でした。
その頃のレートは122円前後のようでしたので、サービスフィーは加算されていないように思うのですが、「クレジットカードでのキャッシングはオーナー手数料は原則取られない」とのことでよろしいでしょうか?
もし、手数料が加算されていたとすれば、キャッシング場所、空港、その他の場所とで手数料額は変わりますか?
超初心者のお尋ねで申し訳ありません。
小澤さん、コメントありがとうございます。はい、「クレジットカードでのキャッシングはオーナー手数料は原則取られない」という認識で大丈夫です。レシートには大体書かれるのですが、実際に請求されることは、ほぼ無いです。
↑キャッシングは、「利息と定められたATM手数料(110円or220円)以外は取ってはダメ」というルールがあるので、その他の手数料は取られないんです。なので、キャッシング場所で手数料が変わることはないので、ご安心ください!